ebzip
は三つの 動作 (action) モードを
備えています。
圧縮 (compression)、伸長 (uncompression) と情報出力 (information) です。
ebzip
で圧縮された、一冊の CD-ROM 書籍を伸長します。
ebzip
で圧縮された、一冊の CD-ROM 書籍の圧縮状態に関する
情報を出力します。
ebzip
は起動時に、起動時に使用されたコマンド名と
コマンドラインオプションから動作モードを決定します。
ebzip
の一回の実行の間で、動作モードが変わることは
ありません。
ebzip
は ebzip
、ebunzip
,
ebzipinfo
という異なる 3 つのコマンド名でインストール
されます。
(一部の環境では、ebzipinfo
は ebzipinf
という名前になっています。)
ebunzip
という名前で起動された場合は、伸長を行います。
ebzipinfo
という名前で起動された場合、情報出力を行います。
それ以外の場合は、圧縮を行います。
コマンドラインオプションでも、動作モードを決定することができます。 --compress (-z) で圧縮、--uncompress (-u) で伸長、--information (-i) で情報出力を行います。 オプションは、起動時のコマンド名より優先します。 次の例では、いずれも動作モードが「伸長」になります。
ebunzip ebzip --uncompress ebzipinfo --uncompress
遠隔アクセスには対応していませんので、遠隔アクセス識別子は使用できません。
% ebzip ebnet://localhost/cdrom ebzip: ebnet には対応していません。