eblook は、EB ライブラリを用いた対話型の電子辞書検索コマンドです。簡単な 設定とコマンドにより EPWING (互換) 書籍が利用出来ます。 How To Install ========================================================= eblook をコンパイルするには、あらかじめ笠原基之氏作の辞書検索ライブラリ EB をインストールしておく必要があります。EB ライブラリは次のところで手に 入ります。バージョン 3.0.1 以降のものが必要です。 http://www.sra.co.jp/people/m-kasahr/eb/ EB のインストールが完了したら、eblook 配布物に含まれる configure を実行 して下さい。このときオプション --with-eb-conf により、それぞれ EB ライブ ラリの設定ファイルを指定出来ます。デフォルトでは次のようになっています。 % ./configure --with-eb-conf=/usr/local/etc/eb.conf eblook は Microsoft Windows 向けに、Cygwin 環境(B20.1 以降)でのコンパイ ルもサポートしています。この場合、以下の例に示すように、CC 環境変数で Mingw32 環境用のコンパイラを明示的に指定して configure を実行して下さい。 なお、Windows 上ではデフォルトの文字コードは SJIS になります。 % CC="gcc -mno-cygwin" ./configure 最後に、次のように実行すれば eblook のインストールが完了します。 % make; make install 詳しくは、附属のファイル INSTALL を参照して下さい。 How To Use ============================================================= eblook を利用するには、辞書のあるディレクトリを引数に eblook をシェルか ら起動して下さい。eblook が対話的に起動されます。 % eblook /cdrom eblook> `list' で辞書の一覧、`select' で辞書の選択、`search' で用語の検索、 `content' で内容の表示、`help' でコマンドの一覧、`quit' で終了です。 詳しくは、附属のドキュメントを参照して下さい。 How To Get ============================================================= eblook は Ring Server のオープンラボで開発されています。 http://openlab.ring.gr.jp/edict/eblook/ eblook に関する情報交換は、edict や NDTPD のメーリングリストにて行われ ています。 edict ML: http://openlab.ring.gr.jp/edict/ NDTPD ML: http://www.sra.co.jp/people/m-kasahr/ndtpd/ml-ja.html eblook は edict 開発チーム (edict@ring.gr.jp) により管理されています。 eblook に関する問い合わせはこちらまでお願いします。